秋山 秀一
総合研究所所報 (15) 123-125 2007年
本研究は、地域産業活力の形成要因について、企業行動と地域資源との関わりを探ることを目的としている。とりわけ、① 新興企業(企業家)の活動、② 既存産業における経営革新、③ 両者と地域資源との関わり、という3つの観点から事例分析を行い、奈良県における「内発的地域発展」の可能性について検討するものである。本研究はそれらを射程としながら、テーマが持つより実践的な側面を重視するという立場から、研究対象となる企業関係者を講師として招き公開講座を開催し、個々の産業活力を地域社会や大学教育へとフィードバックする試みを行った。本稿では主に後者、公開講座の報告が中心となる。