研究者業績

川田 美和

カワダ ミワ  (Miwa Kawada)

基本情報

所属
兵庫県立大学 看護学部 准教授
学位
博士(看護学)(2016年9月 高知県立大学)

J-GLOBAL ID
200901084326383055
researchmap会員ID
5000062022

論文

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  • 森 菊子, 西池 絵衣子, 片岡 千明, 川田 美和, 濱上 亜希子, 澤村 早苗, 野口 三華, 今若 真里佳, 渡辺 梨絵, 森岡 久美子, 中野 惠子, 大野 かおり
    Phenomena in Nursing 7(1) P1-P11 2023年12月  査読有り
    【目的】自分の強みに気付き,健康な生活習慣を継続するための自分なりの方法をみつけることを目標とした特定保健指導プログラムを作成し,評価を行った。また,A市における特定保健指導対象者の特徴を明らかにした。【方法】対象者は,全5回からなる特定保健指導新プログラムに参加した住民である。プログラム開始時および終了時に無記名式アンケート調査を実施した。アンケート内容は,基礎情報,生活習慣,SCAQ(Self-Care Agency Questionnaire),プログラムに関する自由記載であった。分析はWilcoxonの符号付き順位検定により実施した。所属大学の研究倫理委員会の承認を得て実施した。【結果】特定保健指導プログラムの対象者329名中,参加者は92名であった。プログラム開始時のアンケート総回答者数は56名で,回収率は60.8%であった。食生活については,「改善するつもりである(概ね6ヵ月以内)」が49.1%と最も多かった。運動習慣についても,「改善するつもりである(概ね6ヵ月以内)」が31.5%と最も多かった。5回すべてに参加したものは14名で,欠損値を除いた11名において,SCAQに有意な改善は認められなかった。食習慣,運動習慣ともに「既に改善に取り組んでいる(6ヵ月未満)」が2名から4名に増えた。変化した理由としては,「今までは自分に甘く改善しようと思わなかったが,なにより意識が変わり,真剣に自分の体のことを考えるようになった」などがあった。また,食習慣,運動習慣ともに「改善することに関心がない」と回答した1名が「改善するつもりである(概ね6ヵ月以内)」に変化した。【結論】食習慣,運動習慣の改善意思については増加傾向がみられたが,分析データ数が少なく,効果を示すことはできなかった。(著者抄録)
  • 蒲池あずさ, 武用百子, 川田美和, 山岡由実
    日本CNS看護学会誌 9 1-10 2022年4月12日  査読有り
  • 濵上 亜希子, 片岡 千明, 西池 絵衣子, 川田 美和, 森 菊子, 大野 かおり
    Phenomena in Nursing 6(1) S16-S21 2022年  
  • 片岡 千明, 川田 美和, 西池 絵衣子, 濱上 亜希子, 大野 かおり, 森 菊子
    日本看護科学学会学術集会講演集 41回 P18-28 2021年12月  
  • 坂下 玲子, 小野 博史, 梅田 麻希, 本田 順子, 川田 美和, 片岡 千明, 西池 絵衣子, 濱上 亜希子, 築田 誠, 塩見 美抄
    日本看護科学学会学術集会講演集 40回 P17-021 2020年12月  

MISC

 15
  • 森菊子, 西池絵衣子, 片岡千明, 川田美和, 濱上亜希子, 澤村早苗, 野口三華, 今若真里佳, 渡辺梨絵, 森岡久美子, 中野惠子, 大野かおり
    Phenomena in Nursing (Web) 7(1) 2023年  
  • 蒲池 あずさ, 武用 百子, 川田 美和, 山岡 由実
    日本CNS看護学会誌 9 1-10 2022年4月12日  
    目的:大学教員を兼務する精神看護専門看護師におけるCNS活動の実際と認識,兼務しながらCNS活動する上での課題を明らかにすることである. 方法:日本看護協会および専門看護師教育を行っている大学院のホームページで氏名が公開されている大学所属の精神看護専門看護師29名を対象に,独自で作成した質問紙調査を実施し,単純集計ならびに質的分析を行った. 結果:21名の回収が得られた(回収率72.4%).教員になるまでのCNS活動年数は,5年目未満の者は9名(42.9%),教員をしながらCNS活動をしている者は16名(76.2%)であった.大学教員を兼務するCNSの経験年数が短いこと,CNSの役割はコンサルテーションが中心となるなどの課題が明らかになった. 考察:大学教員を兼務するCNSのキャリアパスを描くなど,大学院教育からの継続教育が必要であることが示唆された.さらに大学教員であるCNSが担える重要な役割は,社会的ニーズに応じられる実践や教育,政策提言できるような研究活動を推進していくことである,と考えられた.
  • 高見 美保, 坂下 玲子, 川田 美和, 中西 永子, 小野 博史, 河野 孝典, 武内 玲, 西池 絵衣子, 中筋 美子, 永坂 美晴
    Phenomena in Nursing 5(1) O1-O9 2021年  
    【目的】 健やかな地域生活を促進するためのプログラムへの参加高齢者に対する,COVID-19の感染拡大防止対策の影響と,それによって生じた身体状況及び生活状況の変化を明らかにすることである。 【方法】 プログラム開始前,プログラム実施6か月後,再開時の3回分の評価が揃っている参加高齢者13名(全員女性,平均年齢80.5歳)を対象とし,身体状況の計測値と生活状況の変化について分析した。 【結果】 プログラム開始前,プログラム実施6か月後,再開時の比較で,体重,骨密度,2ステップテスト値に有意な変化が確認された。体重は51.4kg,49.1kg,51.2kgと変化し(p = .013),介入前と再開時の比較に減少が認められた。また,骨密度は66.0g/cm2,76.0g/cm2,73.2g/cm2と変化し(p = .013),介入前と介入6か月後の比較で上昇が認められ,2ステップテスト値も0.9,1.1,1.0と変化し(p = .018),介入前と介入6か月後の比較で上昇が認められた。また,生活上の変化として「体調に問題ない」と「外出を控えた/頻度が減少した」の回答者数は同数だったが,その半数に「足腰の弱りを自覚する」状況があり,転倒や骨折による入院に至ったケースもあった。 【結論】 本研究の結果より,COVID-19の感染拡大による半年以上の健やかな地域生活を促進するためのプログラム休止は,参加高齢者の外出頻度を低下させ,運動機能に影響を与えたことが分かった。高齢者にとって低下した運動機能を引き上げることは容易ではなく,骨折など受傷に伴う入院は廃用性症候群を引き起こす可能性もある。今後は感染対策下であっても,高齢者の活動の場を確保できるような新たな交流方法を整備するとともに,地域で生活する高齢者に持続的にアプローチできる支援活動が必要である。
  • 坂下 玲子, 小野 博史, 梅田 麻希, 本田 順子, 川田 美和, 片岡 千明, 西池 絵衣子, 濱上 亜希子, 築田 誠, 塩見 美抄
    日本看護科学学会学術集会講演集 40回 P17-021 2020年12月  
  • 船越 明子, 川田 美和, 竹原 歩, 武内 玲, 大橋 冴理, 小澤 亜希絵, 千葉 理恵
    兵庫県立大学地域ケア開発研究所研究活動報告集 4 17-18 2019年3月  

書籍等出版物

 6
  • Alhanen, Kai, Kansanaho, Anne, Ahtiainen, Olli‐Pekka, Kangas, Marko, Lehti, Katriina, Soini, Tiina, Soininen, Jarkko, 川田, 美和, 石川, 雅智, 石川, 真紀, 片岡, 豊 (担当:共訳)
    遠見書房 2024年10月 (ISBN: 9784866161990)
  • M.Ruttr,e, 監修, 長尾圭造, 氏家武, 小野善郎, 吉田敬子, 川田美和 (担当:共訳) (原著:Array, Array, Array, Array, Array, Array, Array)
    2014年12月31日
  • 守本とも子編, 野口浩幸, 酒井千知, 奥百合子, 川口ちづる, 大谷須美子, 川田美和, 鎗内希美子, 大谷めぐみ, 横嶋清美, 山田ゆきこ, 守本とも子 (担当:共著, 範囲:第3章 せん妄をおこしやすい状況 4アルコールや薬物.58-60,第3章 せん妄をおこしやすい状況 7環境の変化.69-72)
    すぴか書房 2014年
  • 野中浩幸, 乾富士男, 心光世津子編, 心光世津子, 野中浩幸, 益田ゆかり, 後藤文人, 後藤恵, 竹内公花, 村上茂, 川田美和, 矢野優子, 石束佳子 (担当:共著, 範囲:第2章精神看護学実習で遭遇する場面 患者さんに暴言を吐かれて患者さんのことを怖くなった.140-143, 第2章精神看護学実習で遭遇する場面 日中の活動を促したのに余計に不眠になった.160-163.)
    精神看護出版 2010年
  • 宇佐美しおり, 野末聖香編, 南裕子, 宇佐美しおり, 野末聖香, 岩切真砂子, 江波戸和子, 河野伸子, 後藤優子, 曽根原純子, 平井元子, 中村有希, 小谷英文, Natasha Harrris, Lisa Watras, Vanya Hamrin, 猪谷生美, 久保田加代子, 藤瀬昇, 渡邊雅文, 池田学, 福原竜治, 池上研, 樺島啓吉, 金子亜矢子, 中條雅美, 前川早苗, 矢内里英, 大橋明子, 須藤章子, 白井教子, 古城戸靖子, 早川昌子, 倉持裕子, 三ヶ木聡子, 篠木由美, 川田美和, 土岐弘美, 田代誠, 八木こずえ, 福嶋好壱重, 安藤光子, 中嶋須磨子, 武用百子, 福田紀子
    日本看護協会出版会 2009年

講演・口頭発表等

 19

共同研究・競争的資金等の研究課題

 15

社会貢献活動

 29