研究者業績
基本情報
- 所属
- 藤田医科大学
- 学位
- 修士(リハビリテーション科学)(聖隷クリストファー大学大学院)博士(聖隷クリストファー大学大学院)
- 連絡先
- tomomi.nakajima
fujita-hu.ac.jp
- 研究者番号
- 40624333
- J-GLOBAL ID
- 201801011309002709
- researchmap会員ID
- B000298269
経歴
13-
2021年4月 - 現在
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2008年4月 - 現在
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2018年3月 - 2021年3月
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2011年4月 - 2018年3月
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2007年4月 - 2018年3月
学歴
5-
2015年9月 - 2016年3月
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2011年4月 - 2014年9月
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2008年4月 - 2010年3月
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1986年4月 - 1991年3月
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1982年4月 - 1985年3月
委員歴
6-
2021年6月 - 現在
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2021年4月 - 現在
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2019年9月 - 現在
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2013年4月 - 現在
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2015年9月 - 2019年8月
論文
19-
リハビリナース 17(2) 126-131 2024年3月 招待有り筆頭著者最終著者責任著者
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愛知作業療法 30 55-59 2022年3月先行研究では,脳血管疾患患者の清拭動作獲得の難易度は高いとの報告がある.今回,回復期リハビリテーション病棟に入院した脳出血重度右片麻痺患者に対して,作業療法士による機能訓練に加えて,家族に同意をいただいた上で家族参加型の自主訓練を導入した.その結果,退院時の洗体動作が監視に至った症例を経験した.セラピストが運動学,生理学的エビデンスを踏まえた機能訓練を積極的に進め,さらには患者教育,家族教育と職種間連携により十分な自主トレーニングが確保できたことが機能回復につながり,退院時の洗体動作の改善につながったのではないかと考える.(著者抄録)
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愛知県理学療法学会誌 32(1) 41-46 2020年6月 査読有りウェルウォークWW-1000(以下、ウェルウォーク)は脳卒中片麻痺患者の歩行練習支援を目的に開発されたロボットである。今回は体幹機能障害・pusher現象を呈した脳卒中片麻痺者に対して、通常の理学療法に加えてウェルウォークによる歩行練習を実施し、移乗動作の介助量軽減に至った症例を経験したため報告する。症例は左被殻出血により右片麻痺を呈した60代男性である。重度運動麻痺に加えて、体幹機能障害とpusher現象を認めた。移動動作はFunctional Independence Measure(以下、FIM)1点で、2人介助を要した。ウェルウォークによる介入期間は10週間。ウェルウォークによる歩行練習開始後より体幹機能の向上やpusher現象の軽減を認めた。また移乗動作はFIM3点と介助量の軽減を認めた。ウェルウォークによる歩行練習はアシスト機能を用いることで低歩行能力の状態から一定の練習量が確保できたことにより、体幹機能の向上やpusher現象の軽減に寄与したと考える。ウェルウォークによる歩行練習は移乗動作の介助量軽減に対して有効な練習方法となる可能性が示唆された。(著者抄録)
MISC
21講演・口頭発表等
25-
全国リハビリテーション学校協会 第30回教育研究大会・教員研修会 2017年8月31日作業療法臨床実習における内省を分析した.8週間1回,7週槐2回の臨床実習を通しての内省から,作業療法学生がどのような過程で何をマンANでいるのかを明らかにした.
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第50回日本作業療法学会 2016年9月11日OTががん患者に前向きな変化を与える為には、まず患者の生活の様子を明らかにし、その様子に応じて患者の作業歴を聴取し「意味ある作業」を引き出すこと、出てこない場合には作業歴を基に作業を提案すること、患者の心身の状態を見極め、作業が実現できる方法を提案すること、患者の「その人らしさ」が兵家mm出来るよう環境を整えることが必要であった。
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第50回日本作業療法学会 2016年9月10日脳の注意機能の改善を目指す直接刺激法の効果と汎化を、パフォーマンス及び近赤外線分後方を用いて実験的に明らかにした。open taskを試行錯誤で学ぶことで、高度な注意を向上させることが出来、パフォーマンスの改善に影響を与えることが示された。
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第50回日本作業療法学会 2016年9月9日人は当たり前の生活が送ることが出来ないときにQOLが低いと感じるが、当たり前の生活が遅れるだけではQOLが高いとは感じない。人生の質としての客観的QOLと主観的QOLである幸福感や満足感、心理状況を向上する必要がある。
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2016 INTERNATIONAL OCCUPATION-CENTERED SYMPOSIUM 2016年On-campus exercises based on the OTIPM have the potential to cultivate occupational therapy students who could learn flow of occupational therapy (top-down vs. bottom-up) and increase interest in occupational therapy.
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第27回 静岡県作業療法学会 2014年5月31日対象者の日常の様子とTMTの相関性が明らかとなる結果が得られた.
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第46回 日本作業療法学科 2012年6月16日スキル学習の過程における注意機能の働きが、課題の特性と学習法脳の組み合わせにより差異があるかないかを、注意機能を担うとされる、前頭葉背外側部の脳血流量動態の変化を、近赤外線分光法により経時的に測定し、比較検討した。
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一般社団法人日本リハビリテーション学校協会 第24回教育研究大会 2011年8月24日臨床実習前に、ペーパーペイシェントを用いて、臨床思考過程を学習する為のツールを開発した。 臨床実習前の学生を対象として、開発したツールを用いて実習前セミナーを実施し、その前後の効果を比較検討した。
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第45回日本作業療法学会 2011年6月25日open taskのErrorful learningでの学習における前頭葉背外側部の血流の上昇は,この設定での学習は,アクションモニタリングを伴う顕在記憶を用いた学習であり,注意資源をより多く必要とする課題であると推測できた.また,Errorless learning での同領域で,学習時に血流動態の下降傾向が認められたことは,今後の研究課題であると言える.
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第13回光脳機能イメージング研究会 2010年7月24日誤りをさせない学習Errorless learning(以下、EL)と試行錯誤の学習Errorful learnin(以下、EF)の、open taskの学習時における前頭葉背外側部領域の脳血流量の変化の差を、fNIRS(機能的近赤外線分光法)を用いて測定し検討した。注意機能の活性化を促す目的では,open taskをEFで学習する方が有用性が高いのではないかと考えられた.また,EL群の同領域で,学習時,血流の下降傾向が認められた事は,今後の研究課題である. 担当部分:データの収集と執筆,発表を行った.宮前氏に研究に対し逐一,俯瞰的なアドバイスをいただいた.
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全国私立リハビリテーション学校連絡協議会 第20回研究大会 2007年8月入学から、長期臨床実習前までの2年間、ストレスコーピング(ストレス対応)の変化をラザルス式ストレスコーピングインベントリー(SCI)を用いて評価した。また、実習の情意面での評価との相関性を検討した。SCIのパターンと実習時のストレス対応行動に一定のパターンが見られた。しかし、実習評定(情意面)との相関性はなかった。担当部分:主なデータのマッチングと執筆・発表 全国私立リハビリテーション学校連絡協議会「リハビリテーション教育研究」 2008,Vol.13,pp.73-75 「査読有り」
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全国私立リハビリテーション学校連絡協議会 第19回研究大会 2006年8月学生の実習前後のストレスコーピング(ストレス対応)の変化をラザルス式ストレスコーピングインベントリー(SCI)とストレス対応に影響を及ぼすと推測した自己統制感をLocus of Control(LOC)で同時に評価した。 担当部分:ストレスの内容と行動の詳細を自由記載で行い、この記載内容をカテゴライズしまとめることを田口氏が行った。これらとSCI、LOCとのマッチング、実施データの分析を行い全体の執筆、発表を担当した。 全国私立リハビリテーション学校連絡協議会「リハビリテーション教育研究」 2007,Vol.12,pp.112-114「査読有り」
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愛知県作業療法士学会 1994年4月重度の失行事例について、スプーン操作の評価を行った。その結果、空間内での客体操作の誤りと把持の空間的誤りが、操作の障害となっていた。治療に用いた刺し子で、客体の空間内での適切な操作を学習させた結果、徐々にスプーン操作の上達が見られた。 愛知県作業療法士会「愛知県作業療法」 1994,第9巻,p.37 平成13年3月31日発行
Works(作品等)
1-
2009年9月 その他受付番号<00001054> 高次脳機能障害の半側視空間無視における事例を取り上げ、評価結果から中核症状を焦点化し、介入方法の組み立てを検討したうえで、1回の介入での変化を比較した。この事例を通し、作業療法の治療的リーゾニングの思考過程を検討した。
共同研究・競争的資金等の研究課題
2-
日本学術振興会(JSPS) 科学研究費助成事業 2023年4月 - 2026年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 2021年4月 - 2024年3月
その他
1-
2021年4月 - 現在1) アニマルセラピーに参加できる訓練士と補助犬 アニマルセラピー実施を希望する老健施設 2)療法士教育の為の模擬電子カルテシステムアプリ作成のシステムエンジニア技術 *本研究シーズに関する産学共同研究の問い合わせは藤田医科大学産学連携推進セン ター(fuji-san@fujita-hu.ac.jp)まで.