Curriculum Vitaes

Satoru FURUYA

  (古家 聡)

Profile Information

Affiliation
Faculty of Global Studies Department of Global Communication, Musashino University
Degree
学士(東京教育大学)
修士(立教大学大学院)
博士(立教大学大学院)

J-GLOBAL ID
201301069548996393
researchmap Member ID
B000227084

Education

 5

Committee Memberships

 1

Papers

 24

Misc.

 9

Books and Other Publications

 22

Presentations

 24
  • Satoru FURUYA
    Nov 11, 2023
  • 古家聡
    異文化コミュニケーション学会年次大会(第36回大会), Nov 27, 2021
  • 古家聡, 佐藤昭宏, ベネッセ教育総合研究所, 石黒武人, 渡部春香, ベネッセi-キャリア
    多文化関係学会年次大会(第20回大会), Oct 23, 2021
  • Satoru FURUYA
    The Japan Society for Intercultural Studies, Jul 7, 2019
  • 古家 聡
    武蔵野大学第2回FD研修, Dec, 2011
    平成23年12月14日の武蔵野大学第2回FD研修講師として、8年にわたって続けてきている「海外インターンシップ」を教育的な観点から考察し、その特徴と成果について発表し、今後の課題を分析して述べた。
  • 古家 聡
    地域文化教育学会, Oct, 2011  Invited
    当学会の設立記念研究大会にて、文化をめぐる諸問題と文化に関わる研究法について論じた基調講演。
  • 古家 聡
    武蔵野大学FD研修第1回, Nov, 2009
    平成21年11月2日に行われたFD研修第1回講師として、英語を取り巻く環境に関連する諸問題を取り上げ、また、大学における外国語教育の目的をどう考えたらよいのかを具体的に論じた。後半は、実践的に英語教授法の例を紹介して、最後に質疑応答に応えた。
  • 古家 聡
    日本コミュニケーション学会第39回年次大会, Jun, 2009
    これまでの多くの日本人論で、「日本人あるいは日本社会が集団主義的である」と主張されている一方で、最近の実証的な研究では、日本人集団主義説を支持しているものは極めて少ない。このギャップをどう捉えたらよいのか。この疑問に答えるためには、その行動原理を考察してみなければならない。本発表では、心理学者のマズローが提示した5つの基本的欲求を含めて、人間には自分の利益、欲求、願望などを実現したいという行動原理があると想定し、それを「我利追求」と名づけた。その上で、歴史的・社会的に熟成されてきた文化的要因によって、例えば、アメリカ人とは違うコミュニケーション・スタイルを選択していることを主張した。
  • 古家 聡
    第6回立教・異文化コミュニケーション学会, Jun, 2009
    「集団主義だから」という理由で説明されてきたコミュニケーション・スタイルを分析し、個我が確立されていないことを前提に語られる日本人集団主義説の再解釈を試みた。「なぜ集団主義的行動を行うかのミクロレベルでの説明」と「マクロレベルでの日本的集団主義の解釈」にあたり、「我利追求」という行動原理を措定し、人間の基本的な行動原理は自己利益追求であることを論じた。表層では、集団主義的に見える日本人のコミュニケーション・スタイルは、「個人よりも集団優先」や「個人が集団のために犠牲」といった従来の集団主義の定義とは違って、「我利追求」による「利己的協調主義」として再解釈できると結論づけた。
  • 古家 聡
    異文化コミュニケーション学会2007年度年次大会, Sep, 2007
    本発表では、個人主義と集団主義は文化的価値観としては多層的で曖昧であり、文化比較の枠組みとしては機能しないのではないかということ、また、日本古来の自己観では集団と自己を並立させ、むしろ西洋とは違った「絶対的自己」を持っていたこと、さらに、言語学的にも日本語には他者が入り込めないような「私的自己」の言語使用の例が見られることを論証した。
  • 古家 聡
    日本国際文化学会2007年度臨時秋季研究大会, Sep, 2007
    本発表では、個人主義と集団主義の概念をTriandis(1994)にしたがって分析し、個人主義的傾向と集団主義的傾向を対比させた時に、対象となる国の文化的価値観や個人の行動傾向が一般化されてしまうような文化本質主義を指摘した。次に、個人主義と集団主義を国際比較した実証的研究として、今なお様々な学問分野で大きな影響を与えているHofstede(1980)の個人主義の国ごとのスコアを見ながら、どのような問題が生じるのかをナショナリズムの視点から問いかけた。
  • 古家聡, 藤岡美香子
    大学英語教育学会(JACET)第45回全国大会, Sep, 2006
    古家・藤岡(2006)において、語彙力を「単語を見て意味がわかる力」と定義した上で、TOEICに頻出するビジネス分野の語彙力と中学・高校の検定教科書とセンター試験の範囲内の語彙力をそれぞれ測定し、両者の相関関係やTOEICのスコアとの相関関係を調査した。本研究は、その発展研究として、語彙力をさらにリスニングの観点から「聞いてわかる」つまり、その単語のスペリングがわかり、単語自体をイメージできていて、さらにその意味もわかるかどうかという要素を加えて、調査を行なった。目で見た場合と耳で聞いた場合に、その語の意味を認識する力に差があるのかどうかを検証し、「リスニングにおける語彙力」および「リーディングにおける語彙力」と、TOEICのリスニングとリーディングのスコアとの関連性などを分析した。
  • 古家 聡
    異文化コミュニケーション学会2006年度年次大会, Jul, 2006
    本発表は、他者との「平等性(同質性)」を重視する場合を「水平的」とし、「不平等性(異質性)」を認める場合を「垂直的」として、個人主義と集団主義をさらに分割して考えているTriandis(1995)の公開されている質問の一部を援用して、日本・アメリカ・中国・韓国の大学生を対象にアンケート調査を行ない、その結果を実証的に分析した古家(2006)の研究結果にもとづくものである。現代の大学生は、自己と他者をどのように捉えているのか、家族や集団の仲間とはどのような関係性を持っているのか、こうした大学生の規範意識や生活意識、さらには彼らのコミュニケーション・スタイルとも関連する価値観の分析によって、少なくとも大学生に関しては、これまで言われてきたような「日本人は集団主義的で、アメリカ人は個人主義的である」という通説は当てはまらないということを論じた。
  • 古家 聡
    日本国際文化学会2006年度年次大会, Jul, 2006
    本発表の「個人主義と集団主義の多層性」という言葉により、2つのことを主張した。1つは、個人主義と集団主義を単純に個人の利益と集団の利益のどちらを重視するかという2項対立の価値観として捉えるのではなく、より多面的に捉えるということであり、もう1つは、同じ文化のなかでも、個人主義と集団主義が同時に存在することもあり得るという意味で、それは社会におけるこの概念の多層性のことである。それは個人のレベルでも、あるいは属している集団のレベルでも起こり得る。本発表では、こうした個人主義と集団主義という概念自体の曖昧性についてデータをもとに論じた。
  • 古家 聡
    「言語と人間」研究会, Jun, 2006  Invited
    他者との「平等性(同質性)」を重視する場合を「水平的」とし、「不平等性(異質性)」を認める場合を「垂直的」として、個人主義と集団主義をさらに分割して考えているTriandis(1995)の公開されている質問項目の一部を援用して、発表者自身が行なった日本・アメリカ・中国・韓国の大学生を被験者にした国際比較調査の実証的なデータ分析について報告した。結論的には、少なくともこれら4ヵ国の大学生に関しては、「個人主義」対「集団主義」という2項対立でその価値観を判断することはできないと主張した。
  • 古家 聡
    大学英語教育学会(JACET)第42回全国大会, Sep, 2003
    武蔵野女子大学人間関係学部の英語教育の特徴として「習熟度別クラス編成」と「統一カリキュラム」が挙げられる。本事例研究では、この2つの特徴を持つ英語教育の現状と大学における教養教育としての英語教育のあるべき姿を論じた。
  • 古家 聡
    東京西南ロータリークラブ例会, Aug, 1999  Invited
    日本人にとっては当たり前のことでも、英米人から見ると不思議に思えることの具体例をその社会的背景を分析することによって紹介し、英語と日本語ではコミュニケーションのスタイルがどのように違うのか論じた。また、これからの多文化共生の時代に、日本人としてどのような姿勢や態度を持つべきかについて講演した。
  • 古家 聡
    日本時事英語学会第47回本部研究例会, Jun, 1999  Invited
    知的活動原理としての「エディターシップ」とはいかなるものか、その定義とあるべき姿を欧米と日本を比較しながらempiricalに論じ、また、書籍や雑誌という媒体の持つ特性や英文編集の特殊性を紹介した。さらに、創刊54年の月刊誌『時事英語研究』を分析することによって、「時事英語」の受容の歴史と変遷を述べ、いくつかの特徴的な連載を資料に、その多様性を探った。
  • 古家 聡
    ISBアカデミア, Jun, 1992  Invited
    国際交流のコミュニケーション・ツールとして欠かせない国際共通語としての英語を学ぶことの大切さを講演した。具体的には、簡単そうに見えるいくつかのキーワード、キーフレーズ(please、thank you、I'm sorry、excuse me)の正しい使い方とその用法にまつわる誤解、さらに情報交換と感情表現の手段として会話を成立させるための社会学的要素、また、短期であれ長期であれ日本人が英語圏に留学する場合の留意点をコミュニケーションの立場から論じた。
  • 古家 聡
    大塚英語教育研究会, Nov, 1991  Invited
    日本人とアメリカ人のパーセプション・ギャップの事例をもとに、日米の文化摩擦がなぜ生じるか、さらに、日本の「集団志向」とアメリカの「個人主義」を組織における意志決定のプロセスをもとに比較検討して、両国の社会体制の相違を浮き彫りにした。また、「以心伝心」の文化と「自己主張」の文化の諸問題を取り上げ、英語でコミュニケーションを図る場合の言葉に対する姿勢と発想法の違いを認識することの重要性を論じた。
  • 古家 聡
    大妻英文学会, Jul, 1989  Invited
    雑誌の企画立案から英文校正までの主な編集実務の実際と、新聞や放送などのマスメディアとしての時事英語の諸特徴について講演した。いわゆる「国際化」が提起する問題点を細部にわたって検討することによって、そこから見えてくる「生きた英語」を学ぶことの重要性を指摘し、このテンポの速い時代に求められる英語の種類とその学び方を、日本語ニュースと英語ニュースの構成の違い、また日英の発想法の違いを解説しながら提示した。

Works

 78
  • Mar, 2012 Others
    平成21年度から23年度までの3年間、科学研究費補助金(基盤研究(C)(21520595)の助成を受けて行った「第二言語の文章構成習得課程に見られる文化的差異の研究」の一環として、いわゆる「日本的コミュニケーション」と言われるコミュニケーション・スタイルについて、自己観の視点から考察した。
  • Mar, 2010 Others
    本稿は、平成21年11月2日に行われたFD研修第1回講師として述べた内容を報告書に掲載したものである。英語を取り巻く環境に関連する諸問題を取り上げ、また、大学における外国語教育の目的をどう考えたらよいのかを具体的に論じた。後半は、実践的に英語教授法の例を紹介して、最後に質疑応答に応えた。
  • 監修, 鳥飼玖美子
    Apr, 2009 Others
    平成21年4月~。テレビ、ラジオ、ワンセグ用の番組で使われる毎週1~2本の英語ニュースに関して、日本語訳とセンテンスごとの解説を付した。
  • Mar, 2009 Others
    本稿では、大学における英語教育と大学側から見た高校における英語教育を論じ、小・中・高・大の連携を図るための具体的提言を述べている。日本というコンテクストを意識した場合、英語にさらされる機会が圧倒的に少ないこと、また、それに関連して教授法も混同される場合があること、さらに、大学における英語教育の目的等についても、街の会話学校との違いとして、スキル教育に加えて何らかのプラスアルファが必要であることなどを主張した。
  • Feb, 2003 Others
    これまでの伝統的な日本人論と David Matsumoto らの豊富なデータに基づく最近の研究の比較を行った上で、特に日本の若者が、今までの固定化されたイメージではとらえきれない価値観を持っていることを指摘した。また、日本人にとっての英語学習の意味を問いかけ、それはまさに「情」の世界から「理」の世界への脱却を試みる志向に他ならないことを論じた。

Media Coverage

 3

教育内容・方法の工夫

 1
  • Subject
    Advanced TOEICクラスの実現
    Date(From)
    2002/04
    Summary
    これまで(1)統一カリキュラムによる英語教育(2)TOEIC導入による習熟度別クラス編成を行なってきたが、それに加えて3年生対象の選択科目「Advanced TOEIC」を設定した。選択科目にもかかわらず、約60名もの受講生があったので、2分割にして、その両方を古家が担当した。

その他(教育上の能力)

 6
  • Subject
    武蔵野女子学院 学院特別研究費 採択 研究代表者
    Date(From)
    2003/04
    Date(To)
    2004/03
    Summary
    TOEICの語彙分析(共同:藤岡美香子)1,000,000円
  • Subject
    武蔵野女子学院 学院特別研究費 採択 研究代表者
    Date(From)
    2004/04
    Date(To)
    2005/03
    Summary
    大学生に求められる英語語彙の分析(共同:藤岡美香子)500,000円
  • Subject
    大正大学学術研究助成金
    Date(From)
    2005/04
    Date(To)
    2007/03
    Summary
    平成17・18年度。日本語母語話者に対するレトリックに重点を置いた外国語教授法に関する研究 (代表:西蔭浩子、大正大学)17年度136万円、18年度80.25万円
  • Subject
    日本私立学校振興・共済事業団学術研究振興資金
    Date(From)
    2007/04
    Date(To)
    2010/03
    Summary
    日本語母語話者に対する外国語教授法の研究――外国語学習における母語干渉の分析を通して(代表:西蔭浩子、大正大学)平成19年度824,000円、平成20年度1,500,000円、平成21年度1,200,000円
  • Subject
    武蔵野女子学院 学院特別研究費 採択 研究代表者
    Date(From)
    2008/04
    Date(To)
    2010/03
    Summary
    日本的コミュニケーションの特性分析:個人主義と集団主義の再検討  600,000円
  • Subject
    教育歴(担当科目等) 外国語基礎、英語1B、英語3、英語6、英語9、Advanced TOEIC 1、Advanced TOEIC 2、教養ゼミ、人間学入門、人間論演習、卒業研究

資格・免許

 2
  • Subject
    高等学校教諭2級普通免許 外国語(英語)
    Date
    1976/03
  • Subject
    中学校教諭1級普通免許 外国語(英語)
    Date
    1976/03