東京芸術大学美術教育研究室, 本郷, 寛, 屋宜, 久美子, 猪瀬, 昌延, 原口, 健一, 原, 美湖, 木津, 文哉, 村上, 紀子, 長島, 聡子, 鄭, 梃甄, 舘山, 拓人, 成清, 美朝, 生井, 亮司, 早川, 陽, 宮永, 美知代, 青栁, 路子, 小松, 佳代子 (担当:共著)
東京藝術大学出版会 2011年8月 (ISBN: 9784904049266)
塑造、粘土による美術、造形作品の制作過程、プロセスにおける諸要素「作者」「素材」「モチーフ」「身体」などの意味について丁寧に分析した。こうした諸要素はつねに動的、循環的な影響関係にあるといえる。またこうした影響関係は作者自身の身体性を基盤としたダイナミズムでもある。このダイナミズムこそが「身体的自己」という身体を基盤とした自己を生成するということについて明らかにした。