研究者業績

神村 朋佳

カミムラ トモカ  (Tomoka Kamimura)

基本情報

所属
大阪樟蔭女子大学 児童教育学部児童教育学科 講師
学位
修士(文学)(白百合女子大学)

J-GLOBAL ID
200901035749633006
researchmap会員ID
6000007906

外部リンク

論文

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  • 神村 朋佳
    子ども研究 14 49-55 2024年2月  
    イランの昔話「かわいいお客」について、特にその繰り返し、順序を中心に検討する。昔話には型があり、なかでも小さなモティーフの繰り返しにより成立するお話など形式に重きをおくお話を特に「形式譚」とも呼称する。このことから、昔話の再話では形式に沿って整えることが重視される。「かわいいお客」には、前半5回、後半5回の繰り返しがあり、同じ動物が登場するが、一度目と二度目では動物の出てくる順序が異なることに着目して、この繰り返しの効果について検討し、繰り返しとその順序によって、聞き手、読者の期待がコントロールされることを確認した。
  • 神村 朋佳
    子ども研究 14 56-58 2024年2月  
    イランでよく知られる昔話「かわいいお客」(東美佳翻訳)を昔話の語り(story telling)にふさわしい文体、様式に留意して再話した。「かわいいお客」は「おおきなかぶ」や「手ぶくろ」を思わせる、単純な繰り返しの連鎖で構成される話である。一人で暮らすおばあさんの家に、雨の夜、次々に動物がやってきて雨宿りをこう。翌朝、動物は、おばあさんに、この家にいていいかと尋ね、おばあさんは動物を受け入れる。
  • 神村 朋佳
    子ども研究 13 61-70 2023年2月  
    ぎょうせい『世界の民話24 エスキモー・北米インディアン・コルディリェーラ・インディアン』(1978年)に所収の「トカルマス・スレウィス」を子どもに語ることを念頭に再話することを試みた。 その過程で、Jeremiah Curtin編Myths of the Modocsに収められているWest Wind’s Wivesが「トカルマス・スレウィス」に酷似していることが確認できた。そこで、各話を再話、翻訳するとともに、比較検討をおこなうことで、編者、再話者、翻訳者による焦点の違い、子どもに語ることを念頭におくことによる制約といった子どもむけの翻訳、昔話の再話における諸課題について考える。
  • 神村 朋佳
    大阪樟蔭女子大学研究紀要 12 71-82 2022年1月  
    古今東西の古典、名作と呼ばれる文学作品を集成した子どものための文学全集は、盛んに出版されてきた。その際、ストーリー全体を刈り込んで縮約し、易しい言葉で書き改められることが常であった。そうした文学全集を現代に引き継ぐ「子どものための世界文学の森」シリーズ(集英社)に収められた『ああ無情』は、しかし、単なるダイジェストとはいえず、その再話のありようにおいてかなり特異なものである。 子ども向けに再話された『ああ無情』のいくつかを参照しながら、「世界文学の森」版『ああ無情』の特徴や性格を明らかにするとともに、なぜ、このような再話がなされたのか、再話者の意図と大人読者の期待、よい再話とはなにかを考察して、文学作品の子ども向け再話についての多角的検討の企てとしたい。
  • 神村朋佳
    児童文学研究 (53) 83-97 2021年3月  査読有り筆頭著者
    京都府福知山市ゆかりのおよそ昭和13から24年に発行された紙芝居26作品を紹介する。その多くが昭和16から20年に発行された戦時下の紙芝居で、「戦意高揚」、「国策」紙芝居が過半を占める。また仏教団体が所蔵していたものと推定され、所蔵者の特性から、仏教に関するテーマ、モティーフを扱ったもの、仏教関係団体が発行したものが複数含まれる。その概要と特徴を、時代性、地域性などを検討しながら提示する。

MISC

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主要な書籍等出版物

 6
  • 奈良アイルランド語研究会編 (担当:共著, 範囲:第一部 五 昔話を語り聴くこと ―アイルランドの口承の世界にふれて―)
    アイルランドフューシャ奈良書店 2018年3月 (ISBN: 9784990679644)
    「昔話を語り聴くこと」と題して、昔話の口承すなわち語り聴くという体験の現象面、身体面に焦点をあてて論じた。アイルランドには口承文化の伝統が現在にいたるも存続している。その口承文化における昔話や音楽を分析して、口承ならではの形式を具体的に示し、それがいかようにして生まれてきたか、どのような意義があるかを提起した。 本書は、科学研究助成を受けて「アイルランドと日本における伝承文学教育の文化創造可能性についての比較研究」(代表者: 高橋美帆)として行われた一連の調査、研究、その他活動の成果報告である。文献のみならず、語り部の声、教育現場の声も織り込み、日本とアイルランドにおける昔話とその継承に関する諸相を提示する。
  • 加藤理, 川勝泰介, 浅岡靖央 (担当:共著, 範囲:情報局「児童文化の新出発☆日本児童文化協会成立について☆」、佐伯郁郎「日本少国民文化協会の設立まで」、上田俊次「日本少国民文化協会の設立について」、小野俊一「日本少国民文化協会の使命」)
    港の人 2012年6月 (ISBN: 9784896292473)
    本叢書は、大正時代の児童文化の誕生から、昭和戦前、戦中、戦後、そして現代へと、各時代の児童文化を特徴づける重要文献を掘り起こし、児童文化研究者による解題を付して、各時代の児童文化を浮き彫りにし、その歴史と変遷を明らかする。児童文化とは何か を考える上で必読文献である。 第2巻「児童文化と学校外教育の戦中戦後」は、児童文化が大きく変質することを余儀なくされた昭和初期から太平洋戦争中、そして戦後の民主主義的な社会の到来の中での「児童文化」に関する重要文献を35編収録し、昭和の戦中戦後の激しく揺れ動いた児童文化のあり方を抽出する。「児童文化」が衰退と混乱の渦に巻き込まれていく過程、戦後にも残存する影響を明らかにしたい。 昭和16年、17年に現れる「少国民文化協会」設立にまつわる重要文献4編を担当。
  • 藤本恵編著, 神村朋佳, か (担当:共著)
    明治書院 2009年3月
    平成21年3月10日。作家・作品解説を分担執筆。3作家・作品を担当。

講演・口頭発表等

 11
  • 伊達桃子, 神村朋佳, 竹村理世, 藤原典子
    英語圏児童文学会西日本支部春の研究会 2024年3月9日 英語圏児童文学会西日本支部
    1998年に関西で発足した英語圏児童文学研究会(Circle of Children's Literature in English, CCLE)は現代作家の代表作や新作を中心に、英語圏の児童文学を輪読する活動をおこない、現在まで110冊以上の本を読了してきた。初期の活動は『英語圏の新しい児童文学―クローディアからハリー・ポッターまで―』(彩流社、2003年)にまとめられているが、2010年以降の活動について、今後随時テーマを決めて発表を行っていく。 今回は、『若草物語』を下敷きにしたLauren Baratz-LogstedのLittle Women and Me (2011)、および昔話の「ルンペルシュティルツヒェン」「シンデレラ」をモチーフに取り入れたNaomi NovikのSpinning Silver (2018)を取り上げ、若い読者に届くように古典的な物語をアップデートしていく手法について考える。 神村はLittle Women and Meに関する発表の骨子を提案し、作品分析、批評、発表用資料、スライド作成を担当した。
  • 神村 朋佳
    2022 夏 平和のつどい(京都府宮津市) 2022年8月14日 平和のつどい実行委員会
  • 神村朋佳, 畑山智明
    大阪樟蔭女子大学公開講座 2019年12月21日 大阪樟蔭女子大学
    古くから語り継がれてきた昔話には特有の形があり、おぼえやすく語りやすく、耳に残る面白さをそなえています。 楽譜に書かれることなく伝承されてきた音楽にも昔話と同じ形を見出すことができます。 アイルランドの伝統音楽を例に、昔話と音楽に共通する形、それがもたらす興趣や美にふれながら、口伝えの文化の意義を考えます。 アイルランド音楽のミニコンサートもお楽しみください。
  • 神村 朋佳
    ストーリーテリング<昔話を語る>特別講座 2018年9月19日 香芝お話ローソクの会主催、香芝市民図書館・奈良アイルランド語研究会協力
  • 日本イギリス児童文学会西日本支部研究例会 2012年9月29日 日本イギリス児童文学会
    作品冒頭の一節に導かれつつ、映像作品を重ね合わせながら、ヤングアダルト作品How I Live Now(Meg Rosoff, 2004)の細部の描写を読み解いた。それは結果として、主人公Daisyが「変化」の「過程」と「以後」を語る本作において、語られなかった「以前」に光をあて、「変化」を問い直す契機となる。 本作は、児童文学の古典『秘密の花園』に酷似する。アニエスカ・ホランド監督の同名映画(1993)を経由すれば、母親の庭の継承による庭と家族の再生のテーマが、本作においてより深められ、写真を通じての死者との再会、母親の死とその乗り越えをめぐる葛藤が強調されていることが指摘できる。 また、作品にちりばめられた映画への言及などを丹念に掬うことで、作品に満ち溢れる濃密な生と死、Daisyの抱く出産・出生=死・殺害の強迫観念に気づかされる。自ら選びとったDaisyという名前にはDiabolical、Devil、そしてDeathの音がこだまする。そこには、自分自身への、そして継母と生
  • 日本児童文学学会第46回研究大会 2007年10月20日
    より低年齢向けに「再話」された『ああ無情』について、他の「再話」作品と比較し、その特異性を指摘、再話者の意図などを考察。子ども読者へのインタビュー調査により、原作を知らない子ども読者がどう読んだのか、大人読者との違いについて明らかにした。
  • 神村朋佳, コーディネーター, 藤井佳子, 松下宏子, 山田麻里耶, 共同提題
    日本イギリス児童文学会第34回研究大会 2004年11月21日
    日頃から関心をもっている作品群を持ち寄り、共通性を保ちつつ変容する「シリーズ」とは何か、その特徴、魅力、問題点などを提起した。 神村は、「ゲド戦記」シリーズをとりあげ、共通性の顕在、潜在、読者による作品選択と、作品による読者選択の過程、共通性と変容への読者の期待、翻訳の問題などを提起した。
  • 日本児童文学学会第42回研究大会 2003年10月26日
    三部作から4巻、5巻へ、作品世界が大きく変わったといわれるル=グィンの「ゲド戦記」シリーズだが、登場人物の一人テナーのSpider=紡ぎ手のイメージに焦点をあて、その変化よりも、つながりを重視して読み解くことで、シリーズ全体を問い直す。
  • 日本児童文学学会東京例会 2000年6月10日
    フェミニズム批評の流れを概観し、児童文学における重要な論点を整理した上で、フェミニズム批評において焦点となる書き手としての女性は、読み手としての少女に端を発することを提起した。 ル=グィンの作品、作家としての足どり、批評家の反応、読者の反応などの様々な現象を読み解き、そこに、読み手としての女性、書き手としての女性、児童文学ジャンルのジェンダーと、書き手、読み手のジェンダー化などが関わっていることを指摘した。
  • 日本児童文学学会東京例会 1996年7月
    ミヒャエル・エンデの作品における「子ども」像の変遷を分析した。当初、世界救済のために「子ども」存在の異質性、過剰性が必要とされたが、次第に、冒険とアイデンティティは少年へ、救済とイノセンスは少女へと、ジェンダーによる役割の振り分けが徹底され、ついには「子ども」の異質性、過剰性が失われながら「幼心」と呼ばれる少女=空白のテキストに至る過程を析出した。

Works(作品等)

 5

主要な社会貢献活動

 11

メディア報道

 8

教育方法の実践例

 1
  • 件名
    「子どもと芸術表現」等授業実践における実践的な学びの構築と教材開発
    年月日(From)
    2012/04
    概要
    子ども芸術表現コースの「子どもと芸術表現」の科目等において、音楽、身体、言葉などの総合的な表現に関して、毎年の授業実践を重ねながら、実践的なカリキュラム、教材などを開発。 「みかんの木文庫」、「朗読劇グループ 遊夢」、「人形劇のねこじゃらし」などを招聘して、様々なワークショップを実施、子育てカレッジにおける教育成果の発表の過程での生きた学びの実践を目指す。

作成した教科書

 2
  • 件名
    「言葉の表現」教材作成
    年月日(From)
    2011
    年月日(To)
    2018
    概要
    新設科目である「言葉の表現」において、学生にとって身近な実例を用いて、言葉の働きや表現を理解し、実体験、実感できるよう、一枚で完結するワークシートを作成。毎時、学生が楽しみながら授業に参加できるように工夫。
  • 件名
    総合的な表現に関する教材研究と教材の作成
    年月日(From)
    2015/04
    概要
    音楽、身体表現の教員と協力して、総合的な「表現」の教材開発を行う。(2018年、テキストを出版社より発刊予定)

実務経験を有する者についての特記事項(教育上の能力)

 36
  • 件名
    日本語テューター
    年月日(From)
    2000/04
    年月日(To)
    2002/03
    概要
    大学院在籍中の留学生(イタリア・台湾・タイ人など)対象日本語での研究活動支援(論文添削指導など)。
  • 件名
    三田市立中央図書館赤ちゃんのための読み聞かせ講座 講師
    年月日(From)
    2004/12/03
    年月日(To)
    2004/12/17
    概要
    2回連続講座.読み聞かせボランティアへの意欲のある方対象(受講者約50名)赤ちゃんの体と心、言葉の育ちに注目しながら、赤ちゃんにふさわしい絵本とは、絵本の選び方読み方を学ぶ。
  • 件名
    福知山市ブックスタートボランティア研修会 講師
    年月日(From)
    2004/12/12
    概要
    ブックスタートボランティア対象(受講者約20名)ブックスタートエイジの赤ちゃんにふさわしい絵本とは。「ものの絵本」から「音の絵本」へ。
  • 件名
    三田市立中央図書館絵本の読み聞かせ講座 講師
    年月日(From)
    2005/03/04
    年月日(To)
    2005/03/18
    概要
    2回連続講座.読み聞かせボランティアへの意欲のある方対象(受講者約50名)絵本というメディアの特質、構造を知り、絵本の魅力を再発見して、絵本を見る目を鍛えるとともに、読み聞かせのスキルの向上を図る。
  • 件名
    福知山市ブックスタートボランティア研修会 講師
    年月日(From)
    2005/06/12
    概要
    ブックスタートボランティア対象(受講者約20〜30名)赤ちゃんの体と心、言葉とコミュニケーションの育ちに注目し、親子のコミュニケーションの中に絵本をとり入れることの意味を考える。特に、赤ちゃんの言葉の育ちに「赤ちゃん語」が果たす役割、「赤ちゃん語」と擬音語・擬態語の関係について。
  • 件名
    篠山市立中央図書館児童文学講座
    年月日(From)
    2006/01/13
    概要
    平成18年1月13日、27日、2月10日、24日4回連続講座 赤ちゃん絵本、絵本、幼年文学、児童文学と、各グレードごとに、子どもと物語の関わりについて、子どもの言葉と心の育ち、子どもの読書の特徴などに触れながら考察し、児童文学がどんな力を持ちうるか、読書が子どもの心に何をもたらすかを提起する。(受講者約30名)
  • 件名
    三田市立中央図書館 絵本の読み聞かせ講座
    年月日(From)
    2006/01/25
    概要
    平成18年1月25日、2月1日、8日、15日、22日、3月1日全6回連続講座 読み聞かせボランティアへの意欲のある方対象(受講者約30名)絵本の特質、構造を知り、絵本の魅力を再発見して、絵本を見る目を鍛えるとともに、読み聞かせのスキルの向上を図る。基礎から実践までを連続して行い、受講者のステップアップを目指す。
  • 件名
    丹波市立中央図書館児童文学講座
    年月日(From)
    2006/08/26
    概要
    平成18年8月26日、9月2日、23日、30日4回連続講座 赤ちゃん絵本、絵本、幼年文学、児童文学と、各グレードごとに、子どもと物語の関わりについて、子どもの言葉と心の育ち、子どもの読書の特徴などに触れながら考察し、児童文学がどんな力を持ちうるか、読書が子どもの心に何をもたらすかを提起する。(受講者約20名)
  • 件名
    加東市中央図書館「赤ちゃんと遊ぼ」
    年月日(From)
    2007/03/22
    年月日(To)
    2007/03/23
    概要
    赤ちゃんと保護者対象。0歳児にとっての絵本の意義、よい絵本がなぜよいのかなどを解説、絵本やわらべ唄、ふれあい遊びなどの実演を行う。
  • 件名
    NPO法人福知山BGM福祉サービス子育て応援事業あかちゃんと大人の遊び場「ころころえほん」スタッフ研修会
    年月日(From)
    2007/06/16
    概要
    事業立ち上げの経緯、事業内容、目的等の説明会、および、主に0歳児を対象とするふれあい遊びやわらべ唄、えほんなどについて解説、実践。
  • 件名
    大阪市就学前児童健全育成プログラム策定に向けたフィールドワークの実施(大学コンソーシアム大阪が大阪市より受託)指導講師
    年月日(From)
    2008
    概要
    就学前児童を対象とし、子育て支援センター、幼稚園などで、「絵本」をテーマとするフィールドワークを実施。効果を検証し、具体的なフィールドワークの内容を検討し、ノウハウを提供する。
  • 件名
    香芝市図書ボランティア養成講座講師
    年月日(From)
    2008/12/12
    概要
    小学校などでの図書ボランティアを行いたい方を対象に、「子どもが本を読むとき〜大人にできること」と題して、主に小学校の子ども達の読書状況、どのようなサポートが必要かなど、解説した。(受講者35名)
  • 件名
    大阪市私立幼稚園連合会研修会夏期研修会講師
    年月日(From)
    2009/08/28
    概要
    指導講師を務めた大阪市就学前児童健全育成プログラム「なにわっ子わくわく未来プログラム」をふまえ、絵本の読み聞かせの意義、絵本の読み解きを中心に講演した。(2回実施、受講者各回約80名)
  • 件名
    福知山市子どもの本を読む会・学校読書ボランティアの会主催 講演会「子どもが本を読むとき」
    年月日(From)
    2009/08/29
    概要
    近年の児童文学と子どもの読書の動向、大人としていかに関わることができるか。 高学年対象であっても、非常に短時間の絵本の読み聞かせが行われている現状。高学年からの鑑賞に堪える本を提供することの重要性。実際に数十冊の絵本を紹介。(受講者約20名)
  • 件名
    大阪市こども青少年局 「大阪市なにわっ子わくわく未来プログラム」にかかる実技研修会「イメージを広げる絵本の読み聞かせプログラム」
    年月日(From)
    2009/10/07
    概要
    (東成区子ども・子育てプラザ) 子ども・子育てプラザスタッフ対象。 絵本を読み解きながら、乳幼児が絵本に親しむための読み聞かせの留意点を指導する。 ・言葉・リズム・身体表現などの相乗効果により絵本体験を深める。 ・絵本のストーリーを楽しみ、豊かな情緒をはぐくむ。 ・乳幼児期の言葉の育ちをサポートする。 ・子育てに絵本を取り入れ、絵本を通して親子のコミュニケーションを促進する。 つどいの広場での実演後、実演内容をもとに、具体的に講義。二日とも共通内容で、午前・午後の2回、計4回実施。(受講者は、各回10〜2
  • 件名
    大阪市こども青少年局 「大阪市なにわっ子わくわく未来プログラム」にかかる実技研修会「イメージを広げる絵本の読み聞かせプログラム」
    年月日(From)
    2009/10/21
    概要
    (北区子ども・子育てプラザ) 子ども・子育てプラザスタッフ対象。 絵本を読み解きながら、乳幼児が絵本に親しむための読み聞かせの留意点を指導する。 ・言葉・リズム・身体表現などの相乗効果により絵本体験を深める。 ・絵本のストーリーを楽しみ、豊かな情緒をはぐくむ。 ・乳幼児期の言葉の育ちをサポートする。 ・子育てに絵本を取り入れ、絵本を通して親子のコミュニケーションを促進する。 つどいの広場での実演後、実演内容をもとに、具体的に講義。二日とも共通内容で、午前・午後の2回、計4回実施。(受講者は、各回10〜20
  • 件名
    NPO子どもセンターあさひ 指導者養成講座「絵本好きから読書好きな子になるために」
    年月日(From)
    2009/11/08
    概要
    絵本から読書へは、どのような過程をたどるのか、読書へ導くために大人に出来ることは何か。(受講者約20名)
  • 件名
    大阪市立生野図書館学校図書館支援ボランティアステップアップ講座「絵本の読み聞かせの楽しみ」
    年月日(From)
    2010/01/26
    概要
    幼児から小学生への読書の過程、大人の支援の必要性について、また、読み聞かせの意義、実践する上での基本、絵本の魅力について、小学生にふさわしい優れた絵本を紹介しながら、解説した。(受講者約20名)
  • 件名
    香芝市教育委員会学校教育課図書ボランティア養成講座第一回「子ども時代の読書の意義と学校図書室の役割」
    年月日(From)
    2010/02/25
    概要
    小学校図書館支援ボランティア対象。連続講座の第一回を担当。子ども時代の読書の特徴をふまえ、ボランティアの目的や意義、実際に学校側は何を求めているか、学校側と関わる上での留意点等講演した。(受講者約15名)
  • 件名
    香芝市民図書館五位堂幼稚園「子育てに絵本の楽しさを」
    年月日(From)
    2011/03/04
    概要
    新入園児の保護者を対象とした説明会の際に、絵本の楽しみ方の講演、図書館からの本の団体貸し出しを行う取り組み。(受講者約30名)

その他(教育上の能力)

 1
  • 件名
    大阪樟蔭女子大学公開講座「探検!発見!子どもの心をうごかす絵本」児童学部小阪移転記念・子ども知育講座
    年月日(From)
    2015/08/28
    概要
    近年の子どもと本をとりまく環境の変化、現代ならではの新たな問題など、現代的な背景から生まれてきた最近の絵本にふれ、絵本出版の動向をまじえて解説するとともに、最近10年ほどの間に小学校や図書館で子どもたちに紹介したり読んだりした絵本を約100冊展示し、絵本と出会い、知り、選ぶことの実際について、絵本に関するエピソードや具体的な事例も交えながら解説した。

資格・免許

 2
  • 件名
    図書館司書資格
    年月日
    1994/03
    概要
     
  • 件名
    日本語教育副専攻修了
    年月日
    2002/03
    概要
    外国人への日本語教育

実務経験を有する者についての特記事項(職務上の実績)

 19
  • 件名
    学校図書館司書としての実務経験
    年月日(From)
    1997
    年月日(To)
    1998
    概要
    日本児童教育専門学校
  • 件名
    丹波昔ばなし大学基礎コース(小澤昔ばなし研究所)
    年月日(From)
    2004
    年月日(To)
    2006
    概要
    口承文芸学者小澤俊夫氏(小澤昔ばなし研究所)による昔話の再話に関するセミナー。口伝えされてきた昔話に独自の語りの様式、そのなかで何がどのように語られているかを学び、昔話への理解を深め、子どもに語る、子どものために再話するための基礎知識を身につける。
  • 件名
    学校図書館司書としての実務経験
    年月日(From)
    2004
    年月日(To)
    2005
    概要
    淑徳高校、京都府立福知山高校
  • 件名
    「みんなの本箱」主宰
    年月日(From)
    2004/03
    年月日(To)
    2006/03
    概要
    福知山駅前ファミリー内に文庫を設置。月3回のおはなし会(未就学児対象)やイベントを実施。 平成17年7月より、NPO法人福知山BGM福祉サービスの協力を得て、赤ちゃんと親のふれあい遊びなどのプログラムを月1回実施。
  • 件名
    NPO法人福知山BGM福祉サービス
    年月日(From)
    2004/04
    年月日(To)
    2006/03
    概要
    子育て応援事業スタッフとして託児事業等に携わる。平成17年7月より赤ちゃんと親の居場所づくり事業を企画運営。支援費制度障害児デイサービスの立ち上げにも関わる。
  • 件名
    「赤ちゃんと親の出会い・支えあいの場づくり」京都府地域発未来っ子応援事業
    年月日(From)
    2005
    年月日(To)
    2005
    概要
    商業施設に設置した「文庫」における読み聞かせ活動、NPO法人福知山BGM福祉サービスにおける赤ちゃんと親の居場所づくり事業をより充実させ、発展させることで、京都府地域発未来っこ応援事業に採択される。
  • 件名
    福知山市子どもセンター運営委員
    年月日(From)
    2005/04
    年月日(To)
    2006/03
    概要
    福知山市と京都府の委託を受け、地域、家庭での子育てを支援 主に、親と子の情報誌の執筆、編集に携わる
  • 件名
    丹波昔ばなし大学再話コース(小澤昔ばなし研究所)
    年月日(From)
    2006
    年月日(To)
    2008
    概要
    昔ばなし大学基礎コース修了者を対象として、昔話に関する知識にもとづいて、昔話を再話する実践に絞った上級コース。
  • 件名
    丹波昔ばなし大学語りコース(小澤昔ばなし研究所)
    年月日(From)
    2006
    年月日(To)
    2008
    概要
    昔ばなし大学基礎コース修了者を対象に、昔話を語る(ストーリーテリング)実技を身につける実践的コース。講師は伊藤明美氏(元浦安市図書館司書、日本図書館協会認定司書)。
  • 件名
    香芝市お話ローソクの会
    年月日(From)
    2007
    概要
    お話を語るボランティア活動(図書館、保育所、幼稚園、小学校等)および自主研修会
  • 件名
    香芝市立二上小学校図書室ボランティア
    年月日(From)
    2008
    概要
    小学校の図書、図書室などの読書環境の整備、および、「朝の読書」等における読み聞かせなどの活動を行う。
  • 件名
    大阪市就学前児童健全育成プログラム策定に向けたフィールドワークの実施(大学コンソーシアム大阪が大阪市より受託)指導講師
    年月日(From)
    2008/04
    年月日(To)
    2009/03
    概要
    大阪市の就学前児童を対象とする健全育成プログラム策定に向けたフィールドワークを指導。就学前の乳幼児を対象として、子育て支援センター、幼稚園などで、「絵本」をテーマとするフィールドワークを複数回実施。アンケート調査等により、その効果を検証し、具体的なフィールドワークの内容を検討し、実施に必要なノウハウを提供する。
  • 件名
    丹波昔ばなし大学再話研究会(小澤昔ばなし研究所)
    年月日(From)
    2009
    概要
    小澤俊夫氏が主宰する昔ばなし大学の「基礎コース」、「再話コース」修了者有志により、発足。丹波地域の昔話の掘り起こし、昔話の再話実践などに継続的に取り組みながら研鑽を積む。
  • 件名
    小澤昔ばなし研究所主催研修「グリムの旅」参加
    年月日(From)
    2010/07/31
    年月日(To)
    2010/08/08
    概要
    ドイツ、ヘッセン地方を中心にグリム兄弟の足跡を辿り、関連の博物館、資料館などを見学。ゲッティンゲン大学訪問、ドイツの民族文化の視察など。ゲッティンゲン大学ハンス=イェルク・ウター教授の講演など専門家との交流。
  • 件名
    昔ばなし大学再話者協会会員(小澤昔ばなし研究所)
    年月日(From)
    2014/11/26
    概要
    昔ばなし大学「基礎コース」、「再話コース」修了後、再話研究会での実践経験を積み、所定の試験により昔話に関する知識や再話に関する技量を認められた再話者による組織。
  • 件名
    小澤昔ばなし研究所主催研修「丹後伝承の旅」への参加
    年月日(From)
    2015/05/16
    年月日(To)
    2015/05/17
    概要
    神話、伝説、昔話の伝承地、ゆかりの地を巡り、伝承の背景や昔話の元の姿、時代による変遷などについて理解を深めることを目的として、風土記にも記される「浦島」の伝承地や、日本最古ともいわれる「天女の羽衣」伝承地などを訪ねた。また、全国の再話研究会の会員との交流を深め、各地の土地言葉による語りを聞くなど、昔話の理論と実践の両面での研鑽を積み、知見を深めた。
  • 件名
    Oideas Gael 語学コース参加およびアイルランド伝統文化調査
    年月日(From)
    2017/08/17
    年月日(To)
    2017/08/31
    概要
    アイルランド語(Irish Gaelic)が日常的に使用されている地域(Gaeltacht)にあり、アイルランド全土はもとより世界中から多くの人が研修に訪れるOideas Gael(County Donegal
  • 件名
    昔ばなし大学『モティーフ・話型・分類の学習会』参加
    年月日(From)
    2013/09/02
    年月日(To)
    2013/09/02
  • 件名
    昔ばなし大学語法理論研究会(中部・東京)参加
    年月日(From)
    2018
    年月日(To)
    2018
    概要
    マックス・リュティ『ヨーロッパの昔話その形式と本質』をテキストに、昔話の語法についての理論を集中的に深く学ぶ研究会。全四回。